『ローマ法王の休日』
『法王版“ローマの休日”』って、なんのこっちゃ
まず予告の感じで、“法王が駄々をこねて周りがてんやわんやなドタバタコメディ”を想像してたので、
コレジャナイ感。
そして題材は人間味あふれる話だけど、個人的に無宗教なので背景が非現実すぎて。
こんな“神”というワードを連発して、民衆の信仰っぷりを表しているとは。
想像してたより全然重かった・・。
それに加え、やっぱりフランス映画は肌に合わないな~と感じさせられましたね。
ギャグセンスがシニカルすぎて、あんまり好みじゃない。
フランス語でまくし立てられると、すごい威圧感。
あと急に歌い出したり、エヴァのラスト並みにみんなで拍手しだしたり、しません?
もういろんなことになじみが無さすぎて・・。
途中途中でコミカルな笑いがあったりもするけど、
みんながみんな頭をかかえ、暗いトンネルを抜け出せれず。
ラストはそうなるかーって感じで意外だったけど、これもまた切ない終わり方。
誰かが決定的に悪ければそこに怒りの矛先を向けて発散させることもできるけど、そうでもない。
予告のコレジャナイ感を抜きにしても、わたしにはいろんなことが中途半端でイマイチでした、すみません。
映画『ローマ法王の休日』予告編 - YouTube