SHIROKUMA

だいたい自分用

『きっと、うまくいく』

 
 
  
昨日観終えたんですが、まだ心が震えてるー!
 
 
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公開中の時からいい映画との評判は耳にしてたんですが、
インド映画か・・170分か・・でスルーしてました(いや、こっちでやってなかったのかも?)。
で、やっとこさレンタルしたわけですが。 
もうね、いろんな出来事が次々と起こるから、170分全然退屈しなかったよ!
 
話の内容としては『サニー・永遠の仲間たち』に似てる。
あと結末の『うまくいきすぎ感』も似てます。
けどね、何回か言わせてもらってますが、わたしにとって 映画=娯楽 なので。
悪いやつをぎゃふんといわせて主人公たちがハッピーになれば、こちらとしては万々歳。
細かい矛盾とかはまぁいいじゃん!と。(もちろんミステリーとかはちゃんとしてて欲しい。コメディはいいのよ。)
そういう面で、この映画は本っっ当に良かった!
映画でめったに泣かないわたしですが、久々泣きましたよ。それも何度も。
そして横道世之介や桐島の時に感じた、『またアイツらに会いてぇ・・!』感がすごい。
多幸感いっぱいですわ。
 
一応どたばたコメディと称されてるけど、声を出して笑ったーみたいな感じではなかったかな。
笑える箇所といったら、申し訳ないけど途中に挟まれるインドインドしたミュージカルですかね。
もともと突拍子もなくはじまるミュージカルが苦手なので。
馴染みがなさすぎて、そしてあまりにも想像通りのインド感で、ちょっと可笑しかったです。(決してバカにしているわけではない!)
観終わったあとは、そんな可笑しかったシーンでさえ、愛おしく感じるんですけどね。
 
そしてただ笑って泣いての『いい話』だけでなく、インドの社会情勢もしっかり挟まれてます。
この映画の舞台は超難関・エンジニアを育成する大学。
そこに通う学生の背景はさまざま。
貧困・プレッシャー・世間体・競争、いろんな圧を抱えてる。
そしてインドは、自殺者が世界で一番多いらしく。そんな闇描写もあります。
それくらいいろんな感情や出来事がグッと詰まってて、からの最後の大団円!!
 
 
こういうベタで分かりやすい作品、今日日なかなかないよなー
タマフルで宇多丸先生もTOP10を発表してたし、
わたしも数少ないながらも考えてみるかーと思ってた矢先。
これは上位に喰い込んできそうだ!
 
 
あとは、みんな大好きパシフィック・リムも借りたよ。観なくては。