『みなさん、さようなら』
団地内で生涯を過ごすと誓った主人公の、１２歳〜３０歳までの物語。
コメディ寄りの青春&恋愛ものかと思って観ましたが、
過疎化やDV・人種差別・いじめなどの社会的要素も盛り込んであり、笑えるだけの映画ではありませんでした。
といっても濱田岳の演技やキャラはやっぱりコミカルだし、クスッと笑える描写も多々あるので、そこまで重くならず。
心に響くー！！とかではなかったものの、グッとくる描写もあり、俳優陣の演技もいいし、駆け足ながらも飽きさせないストーリー展開。
最後にはしっかり感動もさせてもらいましたよ、えぇ。
さまざまなレビューを見ると、初めての脱出があっけなさすぎて興ざめ！って意見もありましたが、
わたしは躊躇もせず階段を駆け降りた姿は母への想いが溢れ出ていて、なんなら一番いいシーンだと思いますね。
それにしても倉科カナと波瑠の可愛さたるや！！
そしてエレカシ、最高っす！！
